広報誌

「紀のわ」創刊にあたって

 2025年4月1日、県内8JAがひとつになり、新生「JAわかやま(和歌山県農業協同組合)」がスタートしました。

 県内一円をエリアとし、かつてから「紀州」や「紀の国」と呼ばれ、紀伊水道や熊野灘などに面した紀伊半島の南西地域をグルっと半周した広域JAの誕生です。

 ミカンや梅、桃、柿といった果樹から新しょうが、ダイコンなどの野菜、切り花に至るまで全国トップクラスの農産品が並ぶ――。そのバックグラウンドには世界遺産である「紀伊山地の霊場と参詣道」や世界農業遺産の「みなべ・田辺の梅システム」。脈々と流れ続けてきた自然と歴史、文化があり、そこで生まれた農産物が上質な味と癒しを全国に届けています。

 地域の農業や組合員、そこで暮らす人々を支えるのが、まさしく農業協同組合「JAわかやま」の使命です。

 このたび創刊したJAわかやま広報誌「紀のわ」は、JAと組合員をつなぐコミュニケーション誌です。情報をお届けするのはもちろん、多くの組合員に登場していただくとともに、さまざまな声をお届けいただくことによって、より良いJA運営と活動に生かしてまいります。

 組合員や地域住民が「和」をもって集ってこそ、新JAの力が出せるのであり、JAわかやまは、広報誌「紀のわ」の発行によって皆さまとの大きな「輪」づくりを目指してまいります。

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